ご機嫌斜めは「機嫌が悪いこと」。
単純な意味であり、かなり理解しやすい意味と言えるでしょう。
機嫌が悪い状況は誰もが経験するはずですから、非常に馴染みを感じやすい表現と評価できるのではないかと思われます。
不機嫌は「機嫌が悪いこと」。
ご機嫌斜めと同じ意味で使える言葉であり、意味とは特に変わりません。
だから、どちらを使用しても問題ないという評価となり、区別するのは困難です。
「ご機嫌斜め」の意味
ご機嫌斜めとは、機嫌が悪いことです。
かなりシンプルな意味なので、理解はしやすいでしょう。
普段と比べて非常に機嫌が悪いと言えるシーンで使っていきますけど、たいていの場合には周りの人間が使用します。
つまり、ご機嫌斜めという言葉は自分では使わないので、そこは大きなポイントになります。
日常生活の中で普通に見聞きしやすい表現であると言えるでしょう。
「不機嫌」の意味
不機嫌とは、機嫌が悪いことです。
意味はご機嫌斜めと特に変わりませんし、全く同じ場面で使っていきます。
したがって、区別できるポイントはあまりないのです。
でも、不機嫌という言葉は自身で使うこともあるので、そこはご機嫌斜めとは違う部分になるでしょう。
機嫌が悪い本人でも使用することがある点は区別できる箇所になります。
「ご機嫌斜め」と「不機嫌」の用法や用例
「あの人は今日は完全にご機嫌斜めだね。
すごいイライラしている雰囲気だし、今話しかけると何されるか分からないから、そっとしておいた方がいいかもしれないね。」
「今日はひいきのチームがまさかの逆転負けでむちゃくちゃ機嫌が悪い。
仕事にも集中できそうにないから、さっさと風呂に入って寝た方がいいかもしれないな。」
ご機嫌斜めと不機嫌の違いは非常に微妙
ご機嫌斜めと不機嫌の違いに関してはほぼ同じ意味であり、同じような場面で使用することができます。
ただ、ご機嫌斜めは本人以外の人たちが使うことが多いですけど、不機嫌は本人が使うこともできるので、そういったところはポイントですし、大きな違いであると言えるでしょう。
両者はとりあえず区別できる部分があるということです。