ふんだくるは「乱暴に取り上げる、奪い取ること」。
何らかのものを無理やり奪うようなシーンで使うことが多いです。
お金を対象にすることが多いですけど、それ以外のものに対しても使用することが可能です。
巻き上げるは「風などが渦を巻いている状況のこと、脅してお金などを奪い取ること」。
後者の意味については、ふんだくると同じような意味となっていると評価できます。
「ふんだくる」の意味
ふんだくるとは、乱暴に取り上げる、奪い取ることです。
主に金銭に対して使用することが多いですけど、それ以外のものについても使用することは一応可能です。
ポイントとしては、乱暴に奪い取るという部分で、無理矢理という点が特徴的と言えます。
ふんだくるという言葉に関しては、基本的にはいいイメージはほぼないと言えるはずです。
「巻き上げる」の意味
巻き上げるとは、風などが渦を巻いている状況のこと、脅してお金などを奪い取ることです。
前者に関してはそこまで使いませんが、後者についてはたまに聞かれます。
脅してお金などを奪い取る行為なので、無理矢理と言えますし、そういう意味ではふんだくると大して差はないと評価できます。
つまり、同じような場面で使用できる言葉なのです。
「ふんだくる」と「巻き上げる」の用法や用例
「カツアゲは弱弱しい人からお金をふんだくる行為だが、世の中にはそういう行為をする人もいるため、注意が必要だね。
いつそういう状況に遭遇するか分からないし。
現金はあまり持ち歩かない方がいいのかもしれない。」
「世の中ではいろいろな手段でお金を巻き上げる人たちがいる。
その多くは犯罪行為と言えるものであり、いつ被害に遭うか分からない状況であるため、みんな気を付けた方がいいと言えるだろう。」
ふんだくると巻き上げるは行為としてはほぼ同じ
ふんだくると巻き上げるはどちらもお金などを無理やり奪う行為であり、かなり似た意味を持っていると言えます。
したがって、これらは同じようなシーンで使用していくと言え、区別をしていくのは非常に厳しいと言えるでしょう。
巻き上げるには風などが渦を巻くという意味もありますけど、こちらはほぼ使わない状況と言えます。