面目ないは「恥ずかしすぎて、人の前に姿を見せることができない状況のこと」。
何らかの失敗をしたために、恥ずかしいという感情によって、合わせる顔がないと言えるようなシーンで使っていく言葉と言えます。
恥さらしは「人前でみっともない姿をさらけ出してしまうこと」。
多くの人たちに恥ずかしい姿を見せてしまい、合わせる顔をないと感じるようなシーンで使用していきます。
面目ないとかなり似ている意味と評価できるのです。
「面目ない」の意味
面目ないとは、恥ずかしすぎて、人の前に姿を見せることができない状況のことです。
失敗をしたことが原因で、その失敗を知っている人たちの前に出たくないという思いがあるときに使います。
なんて思われるか分からない状況であるため、合わせる顔がないという感覚になっているのです。
面目ないという言葉は割と使用される言葉であり、謝罪の意味を込めて使われるようなイメージと言えるでしょう。
「恥さらし」の意味
恥さらしとは、人前でみっともない姿をさらけ出してしまうことです。
みっともない姿をさらけ出してしまったことで、他の人たちに合わせる顔がないと感じられるケースが該当すると言えますから、状況としては面目ないと同じようなシーンで使います。
ただ、恥さらし自体は光景それ自体を表しているため、謝罪の気持ちなどは含まれていません。
「面目ない」と「恥さらし」の用法や用例
「今回の失敗は本当に申し訳ない。
みんなの力があって、ここまで来れたのだが、私1人の失敗で台無しにしてしまった。
本当に面目ない気持ちでいっぱいだよ。」
「昨日は酒の席でとんでもない醜態をさらしてしまったみたいだ。
私は全く覚えていないのだが、もしとんでもないことをしていたとしたら、恥さらしもいいところだよ。」
面目ないと恥さらしは合わせる顔がないという意味
面目ないと恥さらしはどちらも何らかの失敗をして合わせる顔がないと言えるシーンで使っていきます。
したがって、両者は似たような意味の言葉です。
でも、面目ないは謝罪の意味が込められており、みんなに対して申し訳ないという気持ちを表明するときに使うことが多いです。
そこに関しては恥さらしとの大きな違いになるでしょう。