きっちりは「数量などにおいて、わずかの差もない状態のこと」。
数量などが合っている状態を指すときに使われることが多いです。
つまり、誤差がないということであり、性格さを表す意味の言葉と言えます。
きちんとは「過不足がないこと、正確であること」。
過不足がないという状況なので、数量的に誤差がないという意味になりますから、きっちりと同じような意味と捉えられます。
「きっちり」の意味
きっちりとは、数量などにおいて、わずかの差もない状態のことです。
数量などがちゃんと合っている状態、誤差がほぼないと言える状態で使います。
基本的には数量に対して使う言葉ですけど、それ以外を対象にする場面でも使えなくはないと言えます。
だから、きっちりについては割と幅広く使用できる場面があると評価できるのです。
「きちんと」の意味
きちんととは、過不足がないこと、正確であることです。
したがって、きちんとについても数量を対象にすることが多いと言えます。
基本的な意味はきっちりとほぼ変わりません。
したがって、使用するシーンはほぼ同じですし、使い分けるのが難しいと感じる可能性もあると思われます。
区別することはかなり難しいと覚えておきましょう。
「きっちり」と「きちんと」の用法や用例
「この前貸したお金、きっちり耳を揃えて返してくれ。
1円でも足りていなかったら、また催促するからな。
こっちとしてもそれは面倒だから、1度でちゃんと全部返せよ。」
「この問題の答えは合っているかな。
計算ミスをしていたら困るから、きちんと計算が合っているかをもう1度確かめておこう。
テストの解答時間はまだあるからな。」
きっちりときちんとは基本的には同じ意味
きっちりときちんとは意味の違いはほぼないと言えます。
どちらも数量などが合っていること、正確であることという意味になるので、区別することはほとんど不可能です。
実際、これらの言葉はほぼ同じ場面で使用する状況となるので、使い分けは主観的にならざるを得ないと評価できますし、そういった点は覚えておくと良いでしょう。