所感は「心に触れて感じたこと」。
何かしらの物事について、自分の心で感じたことなので、要するに感想という言い方をします。
感想の方がメジャーであるため、わざわざ所感という言い方をするケースは多くありません。
所存は「自分の考えや意見のこと」。
そういった意味なので、所存という言い方をするケースはかなり限られます。
改まった場で使うシーンが顕著ですが、普段の会話の中ではまず出てきません。
「所感」の意味
所感とは、心に触れて感じたことです。
心で感じることであれば、どんなことであっても使うことができると言えるでしょう。
ただ、所感については、要するに感想に当たるものです。
だから、あえて所感と言う言葉を使うケースは多くありません。
感想の方がかなりメジャーな言葉であるため、こちらの方が多用される状況と言えます。
「所存」の意味
所存とは、自分の考えや意見のことです。
自分が抱いた考え、意見であれば何でも使うことができると言えるので、使用できるシーンは非常に多いです。
しかし、所存という言葉を使用するケースは実際多くなく、日常的な会話の中で見聞きすることはまずありません。
改まった場など、特定のシーンのみという言い方になるでしょう。
「所感」と「所存」の用法や用例
「私の所感を言わせてもらうと、あなたのアイデアはどうもありきたりなものが多い気がする。
もっと個性的な、独創的なものを考えてほしいんだけどね。」
「今度会社のスピーチを担当することになってしまい、そのための話題を考えていく必要があるんだ。
基本的には自分の目標とか、所存のような部分を話していけばいいと思うんだが。」
所感と所存の違いは微妙
所感と所存に関してはそこまで意味の違いはありません。
前者は感想、後者は考えや意見なので、ほとんど同じ意味であると評価できます。
また、それぞれは日常会話の中では滅多に出てくるものではありません。
基本的には特定のシーンのみで使用する言葉であるため、両者とも滅多に使う言葉ではない点も共通していると言えるのです。