一字一句は「1つの字と1つの句のこと」。
つまり、わずかな字句を表す言葉と評価できます。
字句という表現も分かりづらいですけど、文章において表現するときの文字という言い方が可能です。
一言一句は「ちょっとした言葉のこと、ほんの一言のこと」。
こちらの方が意味は分かりやすいでしょう。
ただ、かなり漠然とした意味なので、実際に一言一句と言えるかどうかは各自の主観にゆだねられていると言えます。
「一字一句」の意味
一字一句とは、1つの字と1つの句のことです。
したがって、わずかな字句という言い方になります。
文章において使うときに文字がわずかに見られるようなときに使っていきますが、実際に一字一句という表現を使うシーンは限られます。
何かしらの文章を書いて、間違いがどこにもないといえるようなときに一字一句を使うことが顕著でしょう。
「一言一句」の意味
一言一句とは、ちょっとした言葉のこと、ほんの一言のことです。
気にする必要もない、些細と感じる言葉に対して使っていきます。
したがって、日常の中で出るような何気ない言葉という意味があるのでしょう。
しかし、そういった何気ない言葉を特別に見るときに、あえて一言一句という言い方をしていくので、そこは覚えておくと良いでしょう。
「一字一句」と「一言一句」の用法や用例
「就活で会社に対してメールを出そうと思うのだが、さすがに誤字や脱字があってはいけないから、一字一句確認しているんだけど、3回も確認すれば十分だよな。」
「俺はお前が今まで口にしてきた何気ない一言など、いろいろな言葉を一言一句覚えているつもりだ。
お前自身は完全に忘れているだろうけどな。
俺は記憶力が良い方なんでね。」
一字一句と一言一句は使う機会がかなり限られる
一字一句と一言一句は言葉自体は似ていると感じるかもしれませんけど、意味は異なっています。
だから、そこはまず理解しておくべきと言えるのです。
また、これらの言葉は聞いたことがある人は多くいるはずですが、実際に使う機会はかなり限定的です。
そういうシーンに遭遇することが少なく、実際、無意識に口から出てくる言葉とは言い難い面があります。