ウサギは「耳の長い小動物のこと。」
「小型哺乳類」と言い換えると分かりやすい。
ウミウサギは「タカラガイの仲間の巻貝のこと」。
「巻貝」と言い換えると分かりやすい。
ウサギは前歯が発達しているためげっ歯目でネズミの仲間と考えられていました。
その後、ウサギ目として分離された経緯があります。
長い耳が特徴の小型哺乳類です。
「ウミウサギ」はウサギの姿に似ているタカラガイの仲間のことです。
「ウサギ」は哺乳類
「ウサギ」はペットとしても親しまれている、非常に性格がおとなしい小動物です。
前歯の発達が電気コードをかじってしまうほどで注意が必要です。
日本では縄文の昔よりいたことが分かっています。
世界中に分布し、ナキウサギやノウサギなど種類も多くあります。
アマミノクロウサギは天然記念物でかつ絶滅危惧種になっています。
「ウミウサギ」は巻貝
「ウミウサギ」とはウサギがうずくまる姿に似た巻貝のことです。
見た目はタカラガイに似ていますが、大きさは10cmほど有り大柄のタカラガイの様です。
古来より珍重され、海外では装飾や魔除けにされていました。
白い星状のある黒い膜をまとっていますが、中の貝は白くウサギを連想させます。
日本でも南のサンゴ礁に生息しています。
海に居たのが「ウサギ」を連想させる「ウミウサギ」
海に居て「ウサギ」とは変ですが、それだけ「ウサギ」は身近な動物であったのでしょう。
「ウミウサギ」の姿からすぐに陸上の「ウサギ」を思いついたのですから、「ウサギ」は生活に根付いていたと思われます。
月の模様もウサギが杵を持って餅つきをしていると連想されていますし、因幡の白兎やウサギとカメ・カチカチ山など昔ばなしにも良く登場します。
「ウサギ」と「ウミウサギ」とは
「ウサギ」は耳の長い前歯の発達した白い小動物で、性格はおとなしくペットとしても人気があります。
古来、人間とは密接な関係を持っている動物です。
「ウミウサギ」はタカラガイの仲間でやや大きく、真っ白で「ウサギ」の姿に似ていたことから名付けられました。
それだけ「ウサギ」がありふれた存在だった証とも言えます。