学長は「主に大学における最高責任者のこと」。
学長という言い方は大学で主にするため、それ以外ではあまり聞きません。
高校以下では校長という表現がメジャーとなっています。
総長は「特定の組織のトップのこと」。
いろいろな場面で使われますが、大学における学長に当たる存在に対して使われることがあります。
一部の大学では、実際に学長の代わりに総長がいる状況なのです。
「学長」の意味
学長とは、主に大学における最高責任者のことです。
大学のトップと言える存在に関しては、学長と表現することが多いです。
高校以下では校長と呼ぶことが多いものの、大学においては学長なので、ここは覚えておいた方がいいでしょう。
ただ、学長という言い方は大学以外ではほぼ聞かれないため、そこまで馴染みを感じる言葉ではないと言えます。
「総長」の意味
総長とは、特定の組織のトップのことです。
いろいろな組織において使うことができます。
例えば、国際連合の事務総長といった言い方を実際にしていくのです。
ただ、大学におけるトップを総長と言う場合もあり、このケースの方が馴染みは感じやすいかもしれません。
実際、日本では一部の大学で学長ではなく、総長が存在しているのです。
「学長」と「総長」の用法や用例
「高校までの校長に関しては、いろいろな行事でたびたび見かける機会があったけど、大学の学長ってほとんど見たことないよな。
大学生活の中で接点がないんだろうな。」
「日本の大学の中には学長ではなくて、総長という言い方をするケースがある。
総長って言葉はあまり聞きなれないから、学長と同じと言われてもあまりピンとこないな。」
学長と総長は大学においては同じ意味
学長は主に大学における最高責任者で、総長はいろいろな組織におけるトップを指しています。
ただ、総長は大学においても使われ、その際には学長と同じ立場を表すのです。
だから、大学という場所においては学長と総長という2つの呼び名が存在している状況です。
でも、どちらかと言えば学長の方がメジャーなので、総長がいる大学はあまり多くありません。