からくりは「ゼンマイや糸で動く仕組みのこと。」
「ゼンマイ仕掛け」と言い換えると分かりやすい。
仕掛けは「仕組みや工夫のこと」。
「仕掛け花火」と言い換えると分かりやすい。
からくりは昔からある動く仕組みのことで、多くはゼンマイ仕掛けのものになります。
「からくり人形」「からくり仕掛け」「舞台からくり」「山車からくり」「座敷からくり」などの言葉があります。
仕掛けは「喧嘩を仕掛ける」「仕掛け花火」などがあります。
「からくり」は「絡繰り」と書きます。
「からくり」は「絡繰り」で「絡」は「からむ・つながる」意味があり「繰り」は「手繰る・おくる」意味があります。
「絡繰り」は「ゼンマイなどで動きを繋げて順に送る」と言う意味になります。
「からくり」の多くは人形で使われ、「茶運び人形」「山車絡繰り人形」などがあります。
また、「絡繰り」は「たくらみ」にも使われています。
「そんな絡繰りがあったとは知らなかった」と使います。
「仕掛け」は何かを作ること、相手に手を出すことです。
「仕掛け」は何か道具などを使い、工夫して仕組みを作ることです。
例えば「仕掛け花火」は滝が流れる様子を花火で再現することですから、工夫を必要とします。
「仕掛け」は相手に手を出す意味でも使われ、「喧嘩を仕掛けられた」「どちらかと言えば仕掛けたのは相手の方だ」「うまく仕掛けられてしまった」「種も仕掛けもありません」「釣りの仕掛けを作った」などと使います。
「からくり」も「仕掛け」と言えます。
「からくり」は工夫をして人形を自動的に動かすことを言いますが、道具やゼンマイ・糸・ゴムなどを使い仕組みを作ることです。
「仕掛け」と言ってもよいものです。
手作りで何かを作ることも仕掛けを作ると言いますから、「からくり」と共通したものがあります。
「ゼンマイ仕掛けが作動してからくり人形が動いた」と使います。
「からくり」と「仕掛け」とは。
「からくり」はゼンマイや糸・ゴムなどを使い、何枚もの歯車を動かして動きを複雑に伝えて人形を自動的に動かす仕掛けのことです。
「からくり」はたくらみの意味も持っています。
「仕掛け」は工夫して何かを手作りすることです。
「仕掛け花火」「釣りの仕掛け」などがあります。
また、相手に先に手を出すことも言います。
「論争を仕掛けた」「喧嘩を仕掛けた」などと使います。