真似事は「本格的に行うのではなく、真似をする程度のこと」。
特定の物事を実践するにあたって、真似をする程度のことという評価を下す際に使っていく言葉です。
ままごとは「子供が行う遊びの一種で、主に台所で行う仕事などを真似すること」。
ままごとに関しては大人にとっては縁がありませんが、子供にとっては大いに縁がある言葉と言えます。
「真似事」の意味
真似事とは、本格的に行うのではなく、真似をする程度のことです。
要するに所詮は真似をしている程度と周囲から思われるほどのレベルにしかなっていないというケースで使っていきます。
真似事から脱却するには、もっとレベルを高めるべきだという指摘が含まれた言葉になります。
否定的な意味を持った言葉と評価できるのです。
「ままごと」の意味
ままごととは、子供が行う遊びの一種で、主に台所で行う仕事などを真似することです。
大人がやっている仕事を真似た遊びそのものを指しており、子供にとってはとても縁がある言葉です。
ただ、大人に関しても、やることのレベルが低いと判断される状況では、ままごとのようだといった言い方をされるケースがあるので、大人が使う機会もなくはないです。
「真似事」と「ままごと」の用法や用例
「お前がやっているのは所詮は真似事のレベルだ。
もっと自分の頭でちゃんと考えて行動をしないと、社会人としてまともに働くことができないぞ。」
「ままごとは子供時代に多くが経験した遊びではないだろうか。
子供というのは親のそばで生活しているため、どうしても親がやっていることに興味を持つのだろう。
だから、好きな子が多いのではないだろうか。」
真似事とままごとはどちらも真似をすること
真似事もままごとも誰かのやっていることを真似することです。
したがって、同じような状況を表した言葉と言えます。
ただ、真似事に関しては、誰かの真似をする状況を否定的に捉えた言葉となっています。
ままごともそういう意味で使うシーンはありますが、どちらかと言えば子供がやっている遊びの種類としての意味で使われやすいです。