微細は「きわめて細かいこと」。
いろいろなシーンで使うことができる言葉ですが、非常に細かい状況を表していると言えます。
具体的なモノ以外にも使用することができるでしょう。
細微は「非常に細かい部分のこと」。
意味は微細とかなり似ていますが、細微に関しては特定の部分を指しているので、そこが特徴的と評価できるはずです。
「微細」の意味
微細とは、きわめて細かいことです。
細かいという意味があることから、具体的なモノに対して使う状況が想定されますけど、必ずしもそういったシーンのみではありません。
微細に関しては、あらゆるシーンで使用することができ、細かいという表現が可能なシチュエーションではほぼ使用が可能と言えるでしょう。
だから、見聞きする可能性は高いです。
「細微」の意味
細微とは、非常に細かい部分のことです。
単に細かいという状況を表しているのではなく、特定のモノのある部分が細かい状況を表しているのです。
したがって、そこは細微という言葉における注意点と言えます。
特定の部分にしか使うことができないと言えるので、細微という言葉を使用できる機会はそれだけ少ないという言い方が可能です。
「微細」と「細微」の用法や用例
「今日は昨日と比べて気温が2度低いらしい。
しかし、それほど寒くなったという実感はないな。
したがって、気温の変化に関してはそれだけ微細だったということだろう。」
「この機械のこの部分のパーツは非常に細微と言えるだろう。
毎回見つけるのが大変に感じてしまうよ。
だから、修理をするときにはちょっと苦労することになるんだよな。」
微細と細微は意味が明確に違う
細微と微細はどちらも細かいという点は共通していますけど、明確な違いを見出すことができます。
微細はとにかく細かいと表現できるものであれば、ほとんど全てに使うことができます。
しかし、細微は特定のモノの一部が細かいと言えるシーンのみなので、両者は使用できる場面に関して違いがあるのです。
したがって、ここは覚えておく必要があります。