海軍は「海上における攻防を任務とする軍隊のこと」。
基本的には海で活動をする、海を守る軍隊という位置づけであり、海に面している国であればたいていは存在しています。
海上自衛隊は「日本における海軍に相当する呼び方のこと」。
海上自衛隊は実質海軍と変わりませんが、あくまでも軍隊ではないという建前が存在するので、海上自衛隊という呼び方をしているのです。
日本独特の名称と言えます。
「海軍」の意味
海軍とは、海上における攻防を任務とする軍隊のことです。
海に関しての専門的な軍隊と言え、陸軍や空軍と並び称されることが多いです。
海軍は海に面している国であればたいていは存在しているのが普通です。
だから、多くの国に存在する当たり前の軍隊という言い方になるでしょう。
ただ、多くの人たちが日常的に海軍を連想することはまずありません。
「海上自衛隊」の意味
海上自衛隊とは、日本における海軍に相当する呼び方のことです。
他の国では海軍という言い方をしますけど、日本ではあえて海上自衛隊という呼び方を使います。
日本の場合には軍隊は持たないという建前が存在するので、軍隊に相当する組織であっても軍隊ではないという意味の名称を使う必要があり、それが海上自衛隊になるのです。
「海軍」と「海上自衛隊」の用法や用例
「海軍は基本的に海に面している国に存在している。
しかし、海に面していない国にも海軍が存在しているケースがあるんだ。
かなり珍しいケースも世の中にはあるということだね。」
「海上自衛隊という呼び名は日本独特であり、他の国ではほぼ使用されていない。
日本ではあえて海軍ではなく、海上自衛隊という名称を使っているんだな。」
海軍と海上自衛隊は同じもの
海軍と海上自衛隊に関しては、何がどう違うのか分からない人も多いと思われますけど、基本的には意味は同じです。
したがって、違いは存在しないと思っておきましょう。
日本では海上自衛隊、それ以外の国では海軍という言い方をするのが普通なので、そういった違いを覚えておくと良いです。
どちらも馴染みがある言葉とは言い難いかもしれませんが。