指名は「特定の人間を選定し、伝えること」。
何らかの状況において、特定の人間を決定しないといけない場合に、実際に選定をして本人に伝えることを指名と言います。
名指しは「名前を伏せることなく、明かすこと」。
何らかの状況において、特定の人物の名前を公表する形をとることを名指しと言います。
名前を伏せないでという意味合いが強いです。
「指名」の意味
指名とは、特定の人間を選定し、伝えることです。
何らかの状況で、特定の人間を選定しないといけないときに、実際に選び抜いた人間に対して、そのことを伝える行為が指名です。
指名に当たる行為はいろいろなシーンで見られるので、多くの人たちにとっては日常的な行動というイメージがあるでしょう。
かなり馴染みのある言葉であるはずです。
「名指し」の意味
名指しとは、名前を伏せることなく、明かすことです。
名前を伏せることができるけど、あえて伏せないで公開するという意味合いが強いです。
名指しというのは、その本人に恥をかかせる、名誉を傷つけると言えるようなシーンで使われやすいです。
したがって、実際に名指しに該当する行為が行われる機会はそれほど多くはありません。
「指名」と「名指し」の用法や用例
「ドラフトで1位指名を受けたら、その日のニュースなどで紹介されるから有頂天になるだろうな。
全国的に自分が有名になるわけだからな。」
「今日の会議では、名指しで特定の社員が批判されていた。
普段の勤務に何か問題があると感じていたのだろう。
名指しで批判されたことで、彼もこれから頑張ってくれればいいのだがね。」
指名と名指しは意味が全く違う
指名と名指しに関しては言葉は似ているように見えるものの、意味は結構違いがあると言えるでしょう。
指名は人物の選定を死、それを伝えることです。
しかし、名指しは名前を公開するという意味なので、両者は言葉としては全く別物と言えます。
名指しはともかく、指名に関しては割といろいろな機会で目にすることがあるはずですから、確実に覚えておきましょう。