「ばつが悪い」と「きまりが悪い」の違いですが、実は意味合いは同じで両者ともに都合が悪いことを指し示します。
しかしながら、ばつが悪いということで対象物なる物事をごまかした表現にすることが出来、「きまりが悪い」と表記することでより抽象的に物事が悪い方向に進んでいることを示すことが出来るため言いなおしによる問題の深刻化を言い表す際にきまりが悪いと言います。
「ばつが悪い」の意味
「ばつが悪い」とはその名の通り都合が悪いことに対してばつが付くと呼ぶ日本語から派生した言葉ですどういった物事が都合が悪いのかを言い現わさず、自分にとって都合が悪いことを示すために用います。
その為、「ばつが悪い」は相手からしてみれば何が悪いかについてはぼやけた印象を持つため不快に感じない言い回しともいわれ提案す。
「きまりが悪い」の意味
こちらは完全に都合が悪いことに対して、決められていることが悪いという意味を表します。
その為「きまりが悪い」は提案したものの条件などが気に入らない場合に用いられる言葉で相手を否定したりする際に使用することで、相手に対して本当にその提案をすべきではないという否定をすることをよりはっきり示す言い方になるのです。
「ばつが悪い」と「きまりが悪い」の活用法
「ばつが悪い」は主に自分よりも目上の方の提案を否定したい場合に対して用います。
この時大っぴらに否定することをしないのがばつが付くという言い回しで、ばつが付くということで悪い提案をしていますと相手に提言をします。
一方で「きまりが悪い」は相手の提案自体が悪くじょうけんを飲むべきではない場合に用いるのでより悪い提案をしていることを知らしめるために活用します。
「ばつが悪い」と「きまりが悪い」のまとめ
ばつが悪い、きまりが悪いのまとめですが、これらは言い回しによる言葉を抽象的にするかぼやかすかという違いになります。
ばつが悪いというのはよりその場の都合が悪いという意味合いでやんわりとした印象ですが、きまりが悪いというのは、相手の提案したすべてが悪いという印象を与えるためより強く否定をしているということになります。