中心は「真ん中のこと、物事の大切な部分が存在している場所のこと」。
いろいろな意味で使用される言葉ですが、単純に真ん中を指している場合もあれば、物事の大切な部位を示す際にも使われます。
中央は「空間的に真ん中にあること」。
意味としては中心にかなり近いですけど、あくまでも空間的な位置のみを示す際に使われます。
つまり、中心のように大切な部分といった意味は特に存在しないと言えるのです。
「中心」の意味
中心とは、真ん中のこと、物事の大切な部分が存在している場所のことです。
位置的に真ん中であるという意味で使用されることが多いものの、何かしら重要な部分を中心と呼ぶことがあります。
組織などにおいては、特定の人間が中心となって他のメンバーをまとめていく状況がありますが、そのときにリーダー役に当たる人物に対して、中心という言葉を使うことがあるのです。
したがって、いろいろな機会で使用できます。
「中央」の意味
中央とは、空間的に真ん中にあることです。
平面のみならず、立体においても使える言葉です。
何かしらの存在が真ん中の位置にあるときに使うことができるので、その点においては中心と同じような意味の言葉と言えます。
中央はいろいろなケースで使うことができるので、日常生活の中で見聞きするシーンは数多く存在するでしょう。
「中心」と「中央」の用法や用例
「この会社は社長の存在感が非常に大きい。
会社の中心となるのは常に社長だ。
逆に社長がいなくなったら、会社自体どうなるか分からない。
存続が危うい状況となってしまうだろう。」
「この文字は全体の中央に配置させたいんだが。
中央に持ってくるのが意外と難しいな。
ただ、中央に位置させないと見栄えが良くないから、ここはちゃんと実現させないといけない。」
中心と中央は同じ意味として使われがち
中心と中央に関してはほぼ同じ意味として使われています。
どちらも位置が真ん中であるという意味になりますから。
ただ、中心に関しては人間の存在感などに関しても使われます。
組織の中のリーダー的な人物に対して、中心という言い方がされる場合があるので、そういった部分でも使えるという点は絶対に覚えておくべきでしょう。