就労は「仕事に就くこと、とりかかること」。
仕事に就くとき、始めるときに使います。
就業は「仕事にとりかかること」。
意味としては就労にかなり似ています。
労働は「仕事をこなすこと」。
仕事をしている状況を労働と呼んでいるので、そういう意味ではとりかかる状況である就労や就業とは明らかな違いがあると言えるでしょう。
「就労」の意味
就労とは、仕事に就くこと、とりかかることを意味しています。
仕事に就いたときに就労という言葉を使う場合もありますけど、仕事にすでに就いていて、その仕事にとりかかる際にも就労という言葉を使うことがあります。
したがって、就労に関しては想像以上に意味が広いと言えるかもしれません。
なんとなく使っている人が多いでしょうけど、意味は正確に理解しておきましょう。
「就業」の意味
就業とは、仕事にとりかかることです。
したがって、就労と似ているような状況と言えます。
仕事を始めようとするときに使うので、実際に仕事をやっている状況のときにはあまり使いません。
また、仕事に就くという意味でも使うことは少ないので、実際に就業という言葉を使用するシーンはあまり多くないという評価になるでしょう。
「労働」の意味
労働とは、仕事をしている状況を指しています。
まさに今仕事をしている状況、現在進行形でやっている状況を労働と表現するので、労働と言えるようなシーンは多々あるはずです。
労働という言葉に関しては割と馴染みがあるものであり、多くが日常的に使用していると言えます。
就労、就業と比べると多くが無意識に使っている言葉です。
就労と就業は似たような意味
就労と就業は言葉自体も似ていますが、意味も似ています。
ただ、就労は仕事に就くときにも使うので、そういったシーンで使わない就業とはちょっと差がありますけど。
しかし、この2つと労働は明らかに違います。
労働は仕事をしている状況で使うため、仕事に取り掛かるときに使う就労、就業とは異質な雰囲気が感じられます。
でも、この中で言えば労働という言葉を1番頻繁に使うでしょう。