物忘れは「何かしらの名前を忘れてしまうこと」。

人の名前、モノの名前などあらゆるものの名前を忘れてしまい、思い出すことができない状況を指しています。

ど忘れは「確実に自分としては知っているはずのことを思い出せない状況のこと」。

時間が経てば思い出すケースも多々あり、あくまでも一過性の状況と言えるようなときに使う言葉です。

「物忘れ」の意味

物忘れとは、特定の人物の名前、モノの名前などを思い出すことができない状況です。

自分としては知っている感覚はあるものの、思い出すことができず、そのままというケースが多いです。

したがって、以前はその名前を覚えていたのに、今は覚えていないと言えるようなケースで、物忘れという言葉を使っていくことになると言えます。

「ど忘れ」の意味

ど忘れとは、確実に知っているはずのことを思い出すことができない状況を指しています。

何かしらの名前である場合もありますけど、何らかの出来事の詳細だったりする場合もあります。

ど忘れに関しては、たまたま思い出せないというニュアンスが含まれているため、その後に思い出す可能性は高く、一過性のものであることが多いです。

「物忘れ」と「ど忘れ」の用法や用例

「昔ならちゃんと覚えていたのに、最近になって思い出せないみたいなことが最近よくあるんだよな。

物忘れかな。

昔よりも記憶力が落ちたのかもしれない。」

「ど忘れをすると、本当にイライラするよな。

覚えているはずのことが全く思い出せないあの感覚は何度経験しても、もどかしい感じがするし。

すっきりしたい気持ちになるんだよね。」

物忘れとど忘れの違いは微々たるもの

物忘れとど忘れに関しては、何かを思い出せない状況という点では共通しています。

ただ、物忘れは忘れたものをその後も思い出せない可能性が高いのに対して、ど忘れはその後に思い出すケースが多いので、そこが違いとなっています。

物忘れとど忘れは同じ意味と思っている人もいるはずですけど、厳密に言えば多少違いが存在しているのです。

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