「巻き寿司」は、乾燥海苔や薄焼き卵で、酢飯と具材を芯にして巻いた鮨です。
「海苔巻き」は、海苔で巻いた鮨のことです。
かんぴょうなどの具を芯にします。
「太巻き」は、太く巻いたものです。
煙草や海苔巻きに言います。
「恵方巻」は、節分の日にその年の恵方を向いて食べる巻き寿司のことです。
「手巻き」は、煙草や鮨を機械によらずに手で巻くことです。
自分で巻いて作ることです。
「巻き寿司」の意味
「巻き寿司」は、乾燥海苔や薄焼き卵で、酢飯と具材を芯にして巻いた鮨です。
俳諧では夏の季語です。
英語では「vinegared rice rolled in dried laver」で表されます。
<鮨>
「鮨」は、古くは「なれずし」「生成り」のことです。
魚介類を自然発酵させたものを指しました。
これに飯を加えてさらに発酵を促進しました。
「寿司」は、当て字です。
固めに炊いた白米に「合わせ酢」を合わせて酢飯を作ります。
これに様々な魚介や野菜を煮て作った具材・のり・玉子焼きなどを加えて鮨を作ります。
「握り鮨」「押し鮨」「ちらし鮨」「稲荷鮨」「巻き鮨」など種類も豊富です。
地方地方で特色ある鮨が作られます。
「海苔巻き」と「太巻き」の意味
「海苔巻き」は、海苔で巻いた鮨のことです。
かんぴょうなどの具を芯にします。
すし飯を焼き海苔で巻いたものです。
「巻き鮨」ともいいます。
「太巻き」は、太く巻いたものです。
煙草や海苔巻きに言います。
「細巻き」という種類もあります。
<数え方>
鮨の数え方は、以下のように数えます。
握り寿司や軍艦巻きは、一般的に「貫」で数えます。
通常、2個で一貫と数えますが、最近は、1個で1貫と数える場合もあります。
巻き鮨や押し鮨は、切る前は「本」、切り分けてからは「切れ」「個」で数えます。
茶金鮨は「個」で数え、手巻き鮨は「本」で数えます
回転鮨では、種類や個数に関係なく「皿」で数えます。
「恵方巻」の意味
「恵方巻」は、節分の日にその年の恵方を向いて食べる巻きずしのことです。
もともとは関西地方の風習でしたが全国に広まりました。
一本の太巻きを黙って一気に食べると縁起が良いとされます。
<恵方>
古くは、正月の神が来臨する方角のことです。
後に、暦術によってその年の「歳徳神・としとくじん」のいる方向を表すようになりました。
「あきのかた」「吉方・えほう」ともいいます。
俳諧では、新年の季語です。
「手巻き」の意味
「手巻き」は、機械によらずに手で巻くことです。
自分で巻いて作ることです。
越後地方では、地主に従属する小作人の集団をいいます。
この中には、分家や元奉公人も含まれます。
以下のように使います。
手巻きのたばこ
手巻き鮨
<手巻き鮨>
すし飯は、白米よりやや硬めに炊いたものに「合わせ酢」を混ぜて酢飯を作り、好みの魚介類を細長く切って具材を用意します。
薬味のかいわれ大根や大葉を用意し、ノリはあぶって10cm四方に切って重ねておきます。
各自が海苔を取り、その上に酢飯を適量取ります。
、その上に具材や薬味を乗せて、自分で海苔を巻いて食します。