精進は「他のことに惑わされず、特定のことだけに集中していくこと」。
特定のことを常に考えて、それだけに神経を集中していく状況を指しているのです。
邁進は「何らかの目標を達成するために、恐れずに努力を続けていくこと」。
恐れないこと、努力をしていくことという点が特徴であり、そういった要素がある言葉と言えます。
「精進」の意味
精進とは、特定のことだけに集中をしていくという意味であり、他のことに惑わされないで、常に1つの目標に向かっていくという意味があります。
集中をするという点、他のことに惑わされないという点がポイントです。
精進という言葉に関しては無意識のうちに使っている人が多くいるため、割と馴染みのある言葉と言えるはずです。
「邁進」の意味
邁進とは、目標を達成するために恐れずに努力をし続けることです。
恐れずにという点、努力をし続けるという点がポイントになっています。
ただ、精進と違って、邁進に関してはそこまで日常の中で多く使われているとは言い難い言葉でしょう。
邁進という言葉が難しいため、日常の中で使用していく発想になりづらいのだと思われます。
「精進」と「邁進」の用法や用例
「高校3年生になると、いよいよ受験を意識しないといけない。
目標としている大学に向かって、今はそのことだけを考えて精進しよう。
恋愛なども気になるけど、今は我慢して、勉強だけに集中したい。」
「将来はプロ野球選手になりたいと思っている。
その目標を達成するために今は邁進しよう。
恐れることなく、努力だけをし続けることが必要なんだ。」
精進と邁進は使用頻度で違いがある
精進と邁進はともに何かを達成するために努力をするといった意味があります。
細かい部分で違いはありますけど、大雑把に言えば両者は同じような意味の言葉です。
ただ、精進はある程度メジャーですが、邁進はややマイナーな雰囲気があるので、そこが違いと言えます。
多くの人たちにとって、邁進を使う機会はあまり多くないと感じるはずです。