絨毯は「添毛織りという織り方を使っているもののこと」。
カーペットと機能面ではほぼ違いはありませんが、その織り方に関して、微妙な違いがあるということで、そこで見分けるのです。
カーペットは「家の中の部屋に敷くことが多い織物のこと」。
フローリングの部屋などに敷いて、そのうえでくつろぐような光景はよくあります。
「絨毯」の意味
絨毯とは、家の中の床に敷く織物のことですが、その中でも添毛織りという独特の織り方を使うものを指しています。
したがって、もの自体はカーペットとと大差ないということが言えるのですが、絨毯に関しては織り方に特徴があり、そこがカーペットとの違いを見分けるポイントと言えるものの、素人が見分けることはほぼ不可能でしょう。
「カーペット」の意味
カーペットとは、家の中の床に敷く織物のことで、特に分け隔てなくいろいろな織物が該当していると言えるのです。
カーペットという言葉は範囲がかなり広いので、数多くのものに使うことができます。
絨毯との区別をすることはできますが、絨毯に該当するものをカーペットと呼んでも特に問題ないと言えるので、そこは覚えておくと良いです。
「絨毯」と「カーペット」の用法や用例
「絨毯というのは、家の床に敷く織物の中ではちょっと特殊なところがあるんだ。
他の織物とは違う織り方をするから、プロが見ると見分けやすいと思うんだよ。」
「カーペットというのは、家の床に敷く織物全般を指す言葉なんだ。
だから、家の中に敷いてあるものであれば、ほぼ全てがカーペットと呼ぶことができることになるんだ。」
絨毯はカーペットの一部
絨毯とカーペットの違いというのは全体か?一部か?の違いです。
カーペットというのは家の中に敷く織り物全体に使う言葉でありますけど、その中の一部を絨毯と呼んでいるのです。
だから、本来の意味であれば絨毯というのは限られたものにしか使えないということになります。
カーペットの方がいろいろな機会で使えるために便利ということは言えるでしょう。