争いは「何かしらの理由で戦うこと」。

些細な口喧嘩から戦争まで、その範囲は非常に広く、争いという言葉だけでは具体的にどんな状況なのか?は分かりづらいと言えます。

諍いは「言い争い、喧嘩のこと。

日常的な争いのことを諍いと言います。

ちなみに「いさかい」と読みます。

学校でのクラスメイト同士の喧嘩は代表例と言えます。

「争い」の意味

争いとは、何かしらを理由にした争い全般を指しています。

つまり、日常的な口喧嘩から、国家同士の戦争に至るまで、争いと呼べるものは非常に多くあり、その規模は問わないのです。

したがって、争いという言葉は非常に漠然としており、争いがあったと言われてもどういう状況なのか?はイメージしづらいと言えるのが特徴となっています。

「諍い」の意味

諍いとは、言い争いや喧嘩のことです。

したがって、争いの中でも非常に小規模な、日常的なものを指しています。

日常的なものなので、そこまで心配になる必要がない争いとも言えるのです。

諍いに関しては、どういった規模で争っているのか?が想像しやすいので、争いという言葉と比べると、かなり具体的な言葉と言えるでしょう。

「争い」と「諍い」の用法や用例

「国家間の争いというのは、世界中を見渡すと常に存在する。

そういった争いというのが最終的に戦争になったりするから、今起きている問題に関しても軽視はできないと思うんだよな。」

「学生の頃にはクラスメイトの中でよく諍いがあったよ。

今思い出すと、そういったものも思い出の1つでしかないんだけどさ。

なんで喧嘩したんだろうな?」

争いと比べて諍いは具体的

争いという言葉は、かなり抽象的と言えます。

どういった規模で起きているのか?が分かりづらく、他に説明がいると言えます。

しかし、諍いに関してはある程度争いのレベルが限定できます。

そして、争いという言葉の中に諍いという言葉がある状況であり、争いという言葉をより具体的に表したのが諍いという言葉になると言えるのです。

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