推測は「与えられた情報をもとにして、真実がどうか?を探っていくこと」。
ヒントになるようなものがあって、そういったものを使って真実はどうなのか?について考えていくということです。
推察は「与えられる情報がほぼない中で、真実がどうか?を探っていくこと」。
ヒントになりそうなものがほぼない状態で、真実はどうなのか?について考えていくのです。
「推測」の意味
推測とは、与えられる情報を使って真実に関して考えていくことになります。
ある程度の情報がある中で考えていくことができるので、推測というのは結果的に真実に近づくことがしやすいです。
ヒントがあるような状況なので、そういったものから言えることを考えていくということです。
結構多くの人たちが日常的にやっていることでしょう。
「推察」の意味
推察とは、与えられる情報が特にない中で真実について考えるという意味です。
主に人間の内面にかかわる部分について考えていくことになります。
特定の人の表情、態度などから分かる部分が特にないとしても、そういう状況においてこの人は何を考えているんだろう?という部分を察していく、考えていくのが推察ということになります。
「推測」と「推察」の用法や用例
「行方不明の子が残した手がかりから、その子が今どこにいるのか?がだいたい推測できるのではないか?完全に特定することは出来なくてもある程度は絞ることができるはず。」
「あの人は最近ちょっと様子がおかしい気がする。
表情や態度には変化がないけど、なんとなくそういう気がしてならないのだ。
ただ、心の中を推察するのは困難だが。」
推測はできても推察は難しい
推測というのは与えられた情報をもとにして、何かしらの真実を突き止める、真実にかかわる想像をするというものです。
ヒントがあるので、推測に関してはやってできないことではないでしょう。
しかし、推察に関してはヒントが特にない状態で行うので、これは非常に難しいと言えます。
推測と比べても難易度が非常に高いのです。