「一日中」、「朝から晩まで」という意味で、一定期間内における最終日のような意味に捉えている人がいるかもしれませんが、そういう意味ではありません。
終日という言葉は1日の中における朝から晩まで、つまり終わりまでということになるのです。
この終日という言葉は割と使われているもので、ニュースなどでも聞くことが多くあります。
「終日」の意味
終日というのは、一日中、朝から晩までという意味となっていますけど、具体的に何時から何時までという細かい定義はありません。
つまり、各自が終日だと思ったら終日であるということになります。
朝から晩までということですから、日が出始めてから日が沈むまでという解釈が自然だとは思われるものの、それ以外の解釈をする人もいるかもしれないのです。
「終日」の使い方
終日という言葉は、それだけ使うというケースもありますが、別の言葉を組み合わせることも割とあります。
例えば、終日禁煙という言葉は飲食店などで見られますが、営業中はずっと禁煙であり、時間帯に関係ないという意味合いにあります。
終日というのは単体というよりは、別の言葉と一緒に使うということがよくあるので、そういった点を頭に入れておくと良いと言えるのです。
「終日」の例文
「今日は終日外を出歩いていたから非常に疲れました。
ここまで長時間で歩いたことはなかなかないから、体力を相当消耗して、今日はもう何もする気が起きないんですよ。
明日も休日だし、明日こそは家の中で終日のんびりしたいなと思っています。
そして、明後日からの仕事に関してまた頑張るということを考えていきたいのです。」
終日という言葉は会話の中ではあまり出てこない
終日という言葉は割と聞く機会はあるものの、たいていはニュースなどの場面であり、日常的な会話ではあまり使いません。
一日中という言葉の方が普段の会話の中では使用頻度が高いと言えるので、終日という言葉は聞くケースは割とあっても、自分が使うケースはそれほど多くないとも言えるのです。
そういうちょっと変わった特徴のある言葉です。