「バックボーン」とは、英語の「backbone」から派生したカタカナ語であり、現在では「物事に関する基幹的な考え方、指針」、その人を形成することになった部分を指します。
企業理念の説明や、人物の説明をする際に、現在までの生い立ちや背景として使用されます。
類語としては、「屋台骨」という意味で使用されることもあります。
「バックボーン」の意味
元々は「背骨」から派生したカタカナ語であり、
物事に関する基幹的な考え方、指針となっている部分というその人を形成することになった部分を指します。
思想や精神的な支柱となる考え方や経験、知識を含み、日常生活やビジネスの場面でも
人物や企業を紹介するときに魅力を伝えやすくする役割を持つため、多く使用されます。
「バックボーン」の使い方
人は結果やそれまでの過程に非常に興味があります。
どの物語でも、主人公が目的を達成するまでにはいくつもの危機があり、
出会いや経験があります。
ビジネスでも「バックボーン」とは相手に自分を印象付けるものです。
自分史の一部を切り取るときに、
「今の自分があるのはこの「バックボーン」があったからだ」と言えるものを持ってきましょう。
「バックボーン」の例文
「彼のバックボーンは、誰もが非常に興味をそそられるものであり、人を惹きつけるものだ」
「この企業に他人や知識が集まるバックボーンには、常に市場の流動性を意識した結果を追求する文化がある」
「自信満々に自分のバックボーンを語ることで能力があることをうたう前に、
目の前にある課題を解決し、能力を証明しなければならない」
「バックボーン」は相手の意識を惹きつける言葉
「バックボーン」の意味や使い方、例文を紹介してきましたが、
難しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
その時には、自分の今までの生い立ちを四字熟語や座右の銘に落とし込んでみる方法もあります。
「印象的だった思い出や言葉から何を学んだか?」
そこから得た知恵や人脈が今の自分の「バックボーン」になっています、と繋げることで
話した相手も共感するポイントがあったり、学びに繋がります。
自分の「バックボーン」を堂々と話せれば、
相手のことももっと知りたくなり、より深い関係性を築くこともできます。