無駄は「効果がないこと、役に立たないこと」。
何かしらも効果を必要とする場面において、それが発揮されなかったものなどに対して使うのです。
無意味は「価値がないこと、つまらないこと」。
主観的な部分で特定の対象に対して価値を感じられないようなとき、あってもなくても一緒だと思うようなときに使う言葉であると言えるのです。
「無駄」の意味
無駄とは、効果がないこと、役に立たないことという意味です。
効果がないと存在意義を発揮できないものについて、実際に効果がなかったようなときには無駄という言葉を使うのです。
何かしらの役割を期待されていたのに、何の役目も果たせないような存在に対して広く無駄という言葉を使うので、日常の中で使用する機会は多いと言えるのです。
「無意味」の意味
無意味とは、価値がないもの、つまらないものという意味であり、これは各人の主観なので、感じ方は人によると言えますが、誰かにとってそのように感じた対象のものは無意味であると言えるのです。
何らかの価値を感じられたケース、面白いとか、楽しいなどの感情を得られたケースにおいては、それは無意味でないと評価できるのです。
「無駄」と「無意味」の用法や用例
「腰痛を治すことができるという体操みたいなものをネット上で見つけたのだが、いくらやっても効果がなかった。
時間を無駄にした気分だったよ。」
「俺の友達は絵画にすごい興味があって、給料の多くを絵画につぎ込んでいるらしい。
彼にとってはすごく興味があるのだろうが、俺にとっては絵画は無意味なものだな。
全く関心がない。」
無駄と無意味は何に重きを置くか?の違い
無駄というのは効果がないこと、役に立たないことという意味です。
無意味は価値が感じられないもの、つまらないものという意味です。
したがって、どちらも当人にとっては必要のないものという言い方ができます。
しかし、それぞれが重きを置いている部分が違い、無駄は具体的な効果の有無、無意味は主観的な価値の有無という部分で区別をすることができます。