「猫も杓子も」と「老いも若きも」の違い・意味と使い方・由来や例文

猫も杓子もは「何もかも、誰もかれもという意味のこと」。

すべてを意味することができる言い方であり、多くのシーンで使っていける点は知っておいた方がいいでしょう。

老いも若きもは「高齢者から若者まで全員という意味のこと」。

意味は猫も杓子もとあまり変わらず、そのような点で区別をすることは厳しいです。

知名度的にも似ています。

「猫も杓子も」の意味

猫も杓子もとは、何もかも、誰もかれもという意味のことです。

世の中のすべての存在といった意味で使っていくことができます。

たまに聞かれる可能性がある言い方なので、知っている人は多くいるはずです。

使うことができる機会もそこそこありそうですし、そのような部分はきちんと頭に入れておくべきだと思われる状況でしょう。

老いも若きもとは、高齢者から若者まで全員という意味のことです。

つまり、誰もかれもという意味で使っていくことができますから、猫も杓子もの意味にかなり近くなっていると言えるでしょう。

同じようなシーンでの使用ができるという点は、かなり大切なポイントになります。

こちらもそこそこメジャーな表現と言えるはずです。

「世の中では、猫も杓子もお金に興味があるのではないか。

お金に一切の関心がないという人については、あまり想像ができない状況であると言えるだろう。」

「老いも若きも共通している部分はそれなりに多くある。

つまり、人間であれば誰もが有している要素というのがあって、それはいろいろな部分で見つけられると言える。」

猫も杓子もと老いも若きもについては、意味としてはあまり変わらない状況です。

ともに誰もかれもといった意味で使っていくことができますし、大きな差は存在していないという言い方ができます。

ともに知名度はそこそこ高いと言えるのではないかと思われます。

知っている人、聞いたことがある人は結構いる状況であると言えるでしょう。