「梅雨・つゆ」は、六月(陰暦五月)ごろから七月ごろまで降り続く長雨です。
英語では「the rainy season」で表されます。
「梅雨の晴れ間」は「fine weather during the rainy season」です。
「低気圧」は「an area of low pressure」「a low-pressure zone」です。
「梅雨・ばいう」は、六月上旬から七月中旬にかけて、日本・朝鮮半島南部・長江流域地方に起こる雨季です。
英語では「the rainy season」で表されます。
「梅雨前線」は「a seasonal rain front」です。
「不快指数」は「the discomfort index」「the temperature-humidity index」です。
「五月雨・さみだれ」は、陰暦五月ごろに降る長雨です。
英語では「an early summer rain」で表されます。
「五月雨式に」は「intermittently」「off and on」です。
「梅雨・つゆ」の意味
「梅雨・つゆ」は、六月(陰暦五月)ごろから七月にかけて降り続く長雨です。
またのその雨期です。
俳諧では夏の季語です。
以下のように使います。
梅雨に入る 梅雨が明ける
☆関連語
「空梅雨」は、梅雨の時期にほとんど雨が降らないことです。
「空梅雨のために水不足が心配だ」のように使います。
「菜種梅雨」は、菜の花の作三月偈頌運から四月にかけて降り続く雨です。
「梅雨・ばいう」の意味
「梅雨・ばいう」は、六月上旬から七月中旬にかけて、日本・朝鮮半島南部・長江流域地方に起こる雨季です。
またその期間を指します。
停滞性の梅雨前線に沿って小低気圧が連なって東進し雨を降らせます。
多くの場合、六月の十日前後に梅雨入りし、二十日ごろに中休みがあり、後半に豪雨をともないます。
俳諧では夏の季語です。
以下のように使います。
梅雨前線 梅雨期
「五月雨・さみだれ」の意味
「五月雨・さみだれ」は、以下のような意味です。
①陰暦五月ごろに降る長雨です。
またその時期です。
「さつきあめ」「梅雨」と同じ意味です。
古今和歌集(夏)に「五月雨に物思ひをれば」とあります。
俳諧では夏の季語です。
②途切れがちに繰り返すことです。
以下のように使います。
五月雨の京都は美しい 五月雨式にストを行う 五月雨雲
「梅雨・つゆ」は 六月(陰暦五月)ごろ降り続く長雨、「梅雨・ばいう」 は六月上旬から七月中旬にかけて、日本・朝鮮半島南部・長江流域地方に起こる雨季、「五月雨・さみだれ」は 陰暦五月ごろに降る長雨です。
「梅雨・つゆ」「梅雨・ばいう」「五月雨・さみだれ」は、類語です。
「空梅雨」「菜種梅雨」は、これらの言葉の関連語です。
共通する意味は「六月ごろ集中的に降る雨、またはその時期」です。
「梅雨・つゆ」が最も一般的に使われます。
「梅雨・つゆ」「梅雨・ばいう」は、「梅の実が熟す六月上旬から七月中旬にかけて降る雨」という意味です。
また、その時期を指します。
「梅雨・ばいう」は、「梅雨前線」「梅雨期」のように、多くの場合、他の言葉と複合した形で使われます。
「五月雨・さみだれ」は、「五月雨式にストを行う」のように、断続的に繰り返されることの例えとしても使われます。