一文にもならないは「苦労しても、ほとんど利益にならないこと」。
特定の仕事などをやる意味がないといった意味合いで使われることが多い表現になります。
一文無しは「お金を一切持っていないこと」。
所持金がゼロという状態を意味する表現となっており、この言葉はかなり有名です。
一文無しを経験したことがある人は少ないですが。
「一文にもならない」の意味
一文にもならないとは、苦労しても、ほとんど利益にならないことです。
苦労をしたとしても、ほぼ利益がないので、やる意味がないなどの意味で使うことがあるでしょう。
この表現は時々聞かれるものであり、世の中では知っている人は多数いると思われます。
しかし、そこまで頻繁に使われている表現ではないので、そこは覚えておきましょう。
「一文無し」の意味
一文無しとは、お金を一切持っていないことです。
お金がないケースで使いますが、所持金がないという意味では、一文にもならないとは意味は異なっています。
表記は近い部分はあるものの、意味に関してはちゃんと区別をしていくことが可能となっているので、そこは覚えておきましょう。
知名度については、こちらの方が高いです。
「一文にもならない」と「一文無し」の用法や用例
「人助けばかりやっていては一文にもならない。
やるのであれば、ちゃんと報酬をもらったうえでやるべきだ。
タダでそういったことを引き受けている余裕はないだろう。」
「最近欲しいものが多くて、それにお金をかけまくっていたら、一文無しになってしまった。
今は生活が厳しい状況であり、次からは気を付けようと思ったよ。」
一文にもならないと一文無しはともにある程度有名な言い方
一文にもならないと一文無しは意味としてはちゃんと違いがあるので、そこは区別をしていくことができるでしょう。
両者は知名度的にはそこそこ高く、たいていの人たちは知っていると言えるはずです。
日常的にはあまり使用されていない言い方になりますが、知っている人は多くいる状況でしょう。
自分でもたまに使うかもしれません。