金・コンは「金の呉音のこと」。

「金堂」と言い換えると分かりやすい。

金・キンは「金の漢音のこと」。

「金貨」と言い換えると分かりやすい。

「金」は古い言葉に「コン」が使われ、現代の言葉は「キン」を使っているようです。

また、特殊読みも多くあるのが特徴です。

多くの言葉は「お金、貴金属の金、金色」に関するものです。

「金・コン」は呉音の発音のこと

「金・コン」は呉音です。

用例は「金色(コンジキ)に輝く金塊、金輪際(コンリンザイ)やらない、金剛力士像(コンゴウリキシゾウ)、金剛石(コンゴウセキ、ダイヤモンド)、ポルトガルのお菓子の金平糖(コンペイトウ)、本堂は金堂(コンドウ)、金毘羅(コンピラ)詣、能の金春流(コンパルリュウ)」などと使います。

「金・キン」は漢音のこと

「キン」は漢音の発音のことです。

用例は多く「非鉄金属、青銅は銅と錫の合金、純金のインゴット、24金、18金、金メッキ、金塊、メープル金貨、金額、金員、太陽の金環食、金管楽器、金看板、金権政治、金券ショップ、金婚式は結婚50年、金庫破り、金脈、純金の金杯、五輪の金メダル、金箔の屏風、長期金利」などがあります。

「金」の訓読み、特殊読み

「金」の訓読みは「かね、かな、こがね」などです。

使用例は「金釘(かなくぎ)、金縛り(かなしばり)、金棒(かなぼう)」などがあります。

また、特殊な読みも多く「金糸雀(カナリア)、金字塔(ピラミッド)、金糸桃(びようやなぎ)、金漆(こしあぶら)」などがあります。

また、ことわざに「金の切れ目が縁の切れ目、金持ち喧嘩せず、金は天下の回り物」があります。

「金・コン」と「金・キン」とは

「金・コン」は呉音読みのことです。

用例は「金色(コンジキ)、金輪際(コンリンザイ)、金剛力士像(コンゴウリキシゾウ)、金剛石(コンゴウセキ)、金平糖(コンペイトウ)、金堂(コンドウ)、金毘羅(コンピラ)詣、金春流(コンパルリュウ)」などがあります。

「金・キン」は漢音の発音のことです。

用例は多く「金属、合金、純金、24金、18金、金メッキ、金塊、金貨、金額、金員、金環食、金管楽器、金看板、金権、金券、金婚式、金庫、金脈、金杯、金メダル、金箔、金利」などがあります。

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