滅裂は「ばらばらになること、形を失うこと」。

このような言い方はあまり見聞きしませんけど、支離滅裂という表現はそれなりにメジャーであると評価できるでしょう。

滅亡は「滅びてしまうこと、絶えてなくなること」。

何かの存在が完全に消える、なくなると言えるシーンで使う言葉です。

滅裂とはちょっと意味が違っていると言えます。

「滅裂」の意味

滅裂とは、ばらばらになること、形を失うことです。

支離滅裂という言い方が使われやすく、それ以外の表現の仕方はほぼないと言えるでしょう。

だから、見聞きする機会は限られているのです。

言葉の知名度はそんなに高くなく、知っている人はいるものの、知らない人もそこそこいる可能性が考えられる状況ではないかと思われます。

「滅亡」の意味

滅亡とは、滅びてしまうこと、絶えてなくなることです。

滅裂に表現は似ていますし、意味もやや近いという言い方ができます。

しかし、滅裂と比べたときには、滅亡の方が知名度は高いと言えます。

滅亡は多くが知っていますし、知らない人は少数派になると思われるので、そこに関しては特に覚えておくといいのではないかと思われます。

「滅裂」と「滅亡」の用法や用例

「支離滅裂なことを言っていると、どうしても信用されなくなる可能性がある。

したがって、日頃の言動についてはできるだけ気を付けた方がいいと思うんだよ。」

「何らかの非常事態が起きることで、国が滅亡するなんて状況があり得るかもしれない。

まず考えづらいことだが、絶対にないとは言い切れないのではないかと思われる。」

滅裂と滅亡は知名度で区別ができる

滅裂と滅亡は意味は異なっている部分はありますが、同じと言える部分もあります。

なんとなく似ている雰囲気は感じられるのではないかと思われるのです。

しかし、滅亡の方が知名度は高くなっています。

滅裂は知っている人もいますけど、知らない人もそこそこいる可能性が考えられるので、そこに関しては覚えておく必要があるでしょう。

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