代・ダイは「代の呉音のこと」。

「代理」と言い換えると分かりやすい。

代・タイは「代の漢音のこと」。

「交代」と言い換えると分かりやすい。

漢音「タイ」と使う言葉は非常に少なく「交代」が思いつくだけになります。

逆に呉音「ダイ」が現在でも多く使われているのが特徴です。

「代表、代理、代案、代金、現代」などと使います。

「代・ダイ」は呉音読みのこと

「代・ダイ」は呉音読みです。

比較的使用が多いのが呉音と言うことは珍しいかも知れません。

呉音は漢音より以前に日本に伝わり、その後、漢音が浸透し広く使われるようになり現代にいたっている訳ですから、呉音がこのようにまだ使われていることは珍しいと言うことです。

使用例も「代表、代理、代金、現代、近代、古代、時代、初代、総代、年代」などと使います。

「代・タイ」は漢音

「代・タイ」は漢音読みですが、使用例が大変に少ないのですが、「交代(こうたい)、対価(たいか)」などがあります。

「対価」は「だいか」とも読み、「報酬の対価」と使います。

「交代」も「交替」と紛らわしいのですが、厳密な使い分けは難しいようです。

一回限りなのか、継続するのかと言う区分けがありますが、「世代交代」と「参勤交代」は「交代」を使い区分けできません。

「代」の訓読み、他

「代」の訓読みは「かわる、かえる、よ、しろ」です。

「代わりの人」「代わりのもの」「君が代(きみがよ)」「代々木(よよぎ)「苗代(なわしろ)」「代田(しろた)」「代?き(しろがき)」「代物(しろもの)」などの使い方があります。

「代」を「よ」と使う場合は「時代、世」のこと、「代」を「しろ」と使う場合は「田」のことを言います。

「代・ダイ」と「代・タイ」とは

「代・ダイ」は呉音の発音で現代でも比較的使われている発音です。

「代表、代理、代金、現代、近代、古代、時代、初代、総代、年代」と使います。

「代・タイ」は漢音の発音ですが、「交代」と言う言葉で使います。

「代」は「代わる、代わりのもの、よ(時代、世)、年代(高年代、王朝(漢代)田(苗代)」などの意味があります。

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