名勝負は「印象に残る勝負のこと」。
いろいろな意味で印象に残る試合、勝負に対して使います。
でも、名勝負と言えるかどうかの判断は主観的でしょう。
世紀の一戦は「滅多に見ることができない戦いのこと」。
スポーツの試合に対してよく使われます。
名勝負の意味に似ている部分もありますけど、微妙に意味は異なっていると言えます。
「名勝負」の意味
名勝負とは、印象に残る勝負のことです。
たいていは強い者同士が戦っているとか、どっちが勝つか分からない展開であるとか、劇的なシーンが含まれているなどの理由により、多くの人たちの印象に残っている試合に、勝負に対して使っていくのです。
名勝負という言い方は、スポーツシーンでの使用が大半であり、そういう部分で見聞きしやすいです。
「世紀の一戦」の意味
世紀の一戦とは、滅多に見ることができない戦いのことです。
世紀の一戦についても、結局は印象に残るような、試合や勝負に対して使っていくと言えるでしょう。
だから、使用できる機会は名勝負に近いですし、意味も似ています。
でも、世紀の一戦については、そういった試合、勝負がこれから行われるというタイミングで使われることも多いです。
「名勝負」と「世紀の一戦」の用法や用例
「名勝負というのは、時間が経ってもなかなか忘れない、本当に印象に残るものであると言えるだろう。
実際、そういう言い方ができるケースはかなり少ないと思うけど。」
「来週は世紀の一戦とも言える、注目の試合が行われる。
こういった試合を目にすることができるケースはかなり少ないから、本当に貴重であると言えると思うんだよな。」
名勝負と世紀の一戦は意味はそれなりに近い
名勝負と世紀の一戦は意味としてはやや近くなっており、区別しづらいと感じられる可能性があります。
ただ、名勝負は過去の試合などに対して使うことが多いものの、世紀の一戦は未来の試合などに対して使うことが多々あるので、そこは重要なポイントです。
ともにスポーツシーンでよく使われているので、そこは覚えておいた方がいいです。