本来的は「元々そうであること、当たり前の部分のこと」。
使うことができそうな場面はそれなりに多くありそうですが、あまりメジャーな表現ではないと言えると思われます。
基本的は「原則として、通常はという意味のこと」。
普段の生活でよく使用されている言葉です。
誰もが使ったことがあるでしょうし、馴染みを感じやすいです。
「本来的」の意味
本来的とは、元々そうであること、当たり前の部分のことです。
こういう意味なので、使うことができるシーンは比較的多いと思われます。
でも、実際はあまり使われていません。
知名度があまり高くないので、どうしても日常的には使用されづらいと言えるのです。
そこはちゃんと覚えておいた方がいい部分になるのではないかと思われます。
「基本的」の意味
基本的とは、原則として、通常はという意味のことです。
本来的の意味とは同じではないですけど、そこそこ似ていると言える可能性はあります。
ただ、基本的という言い方は普段の日常でもよく使われています。
誰もが知っている表現になりますし、使用頻度はかなり高いです。
ここは本来的と比べたときには、かなり顕著な違いになります。
「本来的」と「基本的」の用法や用例
「本来的には、こういったケースではまず上司に相談すべきと言える。
しかし、そんな暇がないというときもあるはずで、そういう場合には自身で判断しても構わない。」
「ルールというのは基本的には守るべきものだろうが、常に守るべきかと言われると、難しい部分もある。
臨機応変に行動すべきと言えるケースもあるだろうからな。」
本来的と基本的は意味はそれなりに近い
本来的と基本的は意味はそれなりに近くなっている部分はあるものの、意味は全く同じではないでしょう。
したがって、そういう部分で区別をしていくことも一応可能です。
また、両者は使用頻度においても違いがあります。
基本的の方が明らかに有名です。
本来的という言い方はあまり使われませんし、親しみを感じづらい表現になります。