「後発開発途上国」と「後進国」の違い・意味と使い方・由来や例文

後発開発途上国は「開発途上国の中で、特に開発が遅れている国のこと」。

国際連合による分類によって定められている用語であり、多くの人は聞いたことがないかもしれません。

後進国は「開発途上となっている国のこと」。

開発途上国という言葉の以前の言い方であり、そういう意味で使っていきます。

後発開発途上国と意味は似ています。

「後発開発途上国」の意味

後発開発途上国とは、開発途上国の中で、特に開発が遅れている国のことです。

意味としては理解できると思われますが、マイナーな表現になります。

だから、知っている人は少数派です。

普段の生活の中でもあまり使われていない言葉ですし、見聞きするチャンスは少ないでしょう。

馴染みを感じづらい部分は特徴と言えるはずです。

後進国とは、開発途上となっている国のことです。

これは以前使われていた言い方になります。

開発途上国という言葉が現在は使われていると言えるでしょう。

だから、後進国に当たるケースにおいて、この言葉が使用されるとは限りません。

そこはちゃんと頭に入れておかないといけません。

でも、聞いたことがある人は結構いるでしょう。

「世の中には開発が遅れている国というのがあるが、後発開発途上国については、その中でも特に遅れているケースであり、そういう国も存在している可能性がある。」

「後進国については、世界中ではそれなりに多く存在している可能性がある。

ただ、具体的にどこがそういった状況なのかの判断は容易ではないと言えるかもしれないな。」

後発開発途上国と後進国は意味はそれなりに近くなっているでしょう。

明らかな意味の差はないので、そこは頭に入れておかないといけません。

ただ、知名度においては、一応差があるでしょう。

基本的には後進国の方がメジャーであり、こちらの方が聞かれやすいと言えるのではないかと思われます。

後発開発途上国はややマイナーな言い方です。