病識は「病気と言える状態であることを自分で認識していること」。
つまり、自分が今何らかの病気であるという点について気付いている、自覚しているという意味になります。
自覚症状は「病気にかかっているときに感じられる症状のこと」。
特定の病気におけるサインという言い方もできます。
病識の意味にちょっと似ていると言えます。
「病識」の意味
病識とは、病気と言える状態であることを自分で認識していることです。
自分が今何らかの病気になっている状況に気付いているケースで使います。
これは医者から診断されていない場合にも使うことができる可能性があります。
使用できそうなシーンは多くありそうですけど、このような言い方はマイナーであり、多くの人たちは知りません。
「自覚症状」の意味
自覚症状とは、病気にかかっているときに感じられる症状のことです。
何らかの病気にかかっているときに、その病気特有の症状を感じているときに使います。
その病気が発しているサインという見方もできるでしょう。
自覚症状という表現は多くが知っています。
かなり有名な言い方であり、たびたび使用されている状況であると言えるでしょう。
「病識」と「自覚症状」の用法や用例
「この症状だと、恐らくインフルエンザじゃないかと思う。
病識があるような状況であり、実際にそのように診断される可能性はかなり高いと思うんだよね。」
「何らかの病気の自覚症状があるときには、その病気である可能性は考えられるが、必ずしもそうであるとは限らない。
結局は診察してもらわないと分からないと言えるだろう。」
病識と自覚症状は意味は近い
病識と自覚症状はともに何らかの病気になっていると思われる場面で使っていきますから、意味も近いですし、使用するシーンも似ています。
ただ、自覚症状はかなりメジャーな表現になるものの、病識という表現は一般的にはマイナーです。
聞いたことがない人が多いでしょうし、そこは重要なポイントであると評価できるはずです。