総出は「全員が揃って出ること」。
ある一定の人たち全員が出る、そのうえで何かをするという意味で使っていく言葉になるでしょう。
かなりメジャーな言い方です。
総勢は「すべての人たちのこと」。
たいていは具体的な人数を示すときに使うことが多いと言えます。
そこそこ聞かれる言い方なので、知名度は高いと評価できるでしょう。
「総出」の意味
総出とは、全員が揃って出ることです。
基本的には全員が揃って、何かをしていくシーンで使っていきます。
全員が揃っているという部分はポイントになるでしょう。
それだけ多くの人手が必要と言えるシーンで使う言葉になりますから、日常的に使用できる機会はちゃんとあります。
言葉の知名度もそれなりに高いと言えると思われるのです。
「総勢」の意味
総勢とは、すべての人たちのことです。
総出の意味に近いですが、こちらは単に全員を意味する言葉になりますから、そこはしっかりと理解しておいてほしいです。
総勢の方が知名度はやや高いと言える可能性があるでしょう。
そこまで大きな違いではないかもしれませんが、そこに関しては一応頭に入れておいた方がいいと言えるでしょう。
「総出」と「総勢」の用法や用例
「今日はかなり忙しい状況であり、社員総出で作業に当たっている。
中には休日だった人もいるが、今日に関しては出勤しないといけない状況になっているわけだ。」
「今日は私の誕生日に総勢100名近くの人たちが集まってくれた。
ここまで多くの人たちが来てくれるとは思っていなかったから、本当に嬉しいと言える状況だよ。」
総出と総勢は意味は似ている部分がある
総出と総勢は意味はそれなりに近いです。
意味の違いは一応ありますけど、そこまで大きくないという言い方ができるのではないかと思われます。
意味において、区別をしていくことは難しいと感じる可能性があるでしょう。
でも、知名度は総勢の方が多少なりとも高いと言える可能性があります。
そこはしっかりと覚えておいてほしいです。