指定は「これであると指し示すこと」。
特定のものを指さすような場面で使いますが、たいていは他人から命令されるようなケースで使う言葉になります。
限定は「数量や時間などに限りがあること」。
何らかのものが限られているケースで使うことが多い言葉になります。
あとは選択肢がほぼないと言えるケースでも使うことができます。
「指定」の意味
指定とは、これであると指し示すことです。
特定のものを指し示すという意味になるものの、基本的には自分で指し示すのではなく、他人が指し示すケースで使います。
命令されるような状況が顕著であると言えるはずです。
日常的に使用されやすい表現になるので、多くが知っている、聞いたことがある言葉であると評価できるはずです。
「限定」の意味
限定とは、数量や時間などに限りがあることです。
たいていはこういう部分に限りがあるときに使うと言えます。
ただ、制限を加えるなど、選択肢がないときにも使用できる言葉になります。
指定の意味に似ている部分はあるものの、同じとは言い難いのではないかと思われます。
でも、知名度については同じくらいと評価できるはずです。
「指定」と「限定」の用法や用例
「学校ではセーターなどを着用することができるが、学校指定のものじゃないといけないというケースがある。
どれでもいいわけではないと言える状況だろう。」
「これは個数限定であり、早く買わないと売り切れになってしまう。
したがって、今からお店に行ってこようと思うんだ。
この機会を逃すと、かなり後悔する可能性があるからな。」
指定と限定は意味はやや似ている
指定と限定は意味はそれなりに近いと言えるのではないかと思われます。
同じような場面で使っていくことができる可能性があるのです。
ともに日常生活において使われやすい表現になりますから、そこはポイントです。
つまり、いろいろな機会で見聞きすると言え、それだけ馴染みを感じやすい部分があるという言い方ができるでしょう。