入館者は「何らかの施設に入館する人のこと」。

たいていは図書館や博物館といった場所になりますが、お客さん以外にも使用することができる点はポイントです。

入場者は「会場に入っていく人のこと」。

いろいろな機会で使えますが、特定の試合などにおいて、競技場などに入っていく選手たちに対して使うケースが実際にあります。

「入館者」の意味

入館者とは、何らかの施設に入館する人のことです。

図書館や博物館といった場所が代表的ですけど、それ以外にも候補となる場所はいくつか存在しています。

こういう場所に行くようなとき、入るときに使う言葉です。

しかし、そういう施設の利用者のみならず、関係者といった人たちに対しても使うことができると言えるでしょう。

「入場者」の意味

入場者とは、会場に入っていく人のことです。

何らかの会場に入っていく人という意味なので、それなりに多くの場面で使っていくことができます。

よく使われる場面はスポーツであり、試合会場などに選手や観客が入っていくようなシーンで使うことができます。

そういう光景はよくありますし、馴染みを感じやすいと言えるでしょう。

「入館者」と「入場者」の用法や用例

「この美術館に関しては、休日になると入館者はそれなりに多くなる。

やはり休みの日だからこそ、ゆっくりと作品を眺めるということがしやすいのだろうな。」

「今日の試合については入場者数がなんと5万人を超えているらしい。

かなり超満員という状況であり、多くの人たちがこの試合を見たがっていたということなのだろう。」

入館者と入場者は意味が違う

入館者と入場者は意味は似ているものの、全く同じとは言えないでしょう。

入館者は特定の施設に入っていく人を指しているものの、入場者は何らかの会場に入っていく人を指しているので、両者はそういう部分で区別をしていくことができます。

基本的には入場者の方がメジャーな言い方になるので、そこは覚えておいてほしいです。

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