本拠は「よりどころとするもののこと」。
場所という意味で使うこともありますが、本拠地という言い方はかなり有名なので、そういった点は理解しておきましょう。
本陣は「江戸時代に身分の高い人たちが宿泊した場所のこと、総大将がいる場所のこと」。
後者の意味については、本拠と同じような場面で使うことができる可能性があります。
「本拠」の意味
本拠とは、よりどころとするもののことです。
何かにおけるよりどころの意味で使っていく表現になりますけど、場所を意味する言葉として使われるケースもあり、そこは理解しておきましょう。
本拠地という言い方をするケースが実際にあるので、そこはポイントです。
本拠という言い方は多くが知っているはずで、馴染みを感じやすいでしょう。
「本陣」の意味
本陣とは、江戸時代に身分の高い人たちが宿泊した場所のこと、総大将がいる場所のことです。
本拠とは意味は異なっているように感じられるでしょう。
でも、本拠に関しては、場所を意味するシーンで使うことができるので、そういった部分を考慮すると、同じような意味と解釈できる余地もあります。
本陣も知っている人は多いでしょう。
「本拠」と「本陣」の用法や用例
「本拠地に長くいると、やはりここの生活に完全に馴染んでくるな。
それなりに優れた場所を選ぶことができたし、生活はかなり理想的な状況であると言える。」
「本陣には相手の総大将がいる。
したがって、戦いにおいてはここをいかに崩していくかが重要である。
なんとか総大将のところまでたどり着くことができればいいのだが。」
本拠と本陣は意味で区別が可能
本拠と本陣は意味で区別ができる状況ですが、一応似ていると言える面もあります。
本拠は本拠地という言い方をするケースがあり、場所を意味する場面がありますけど、そういったときには本陣と同じような意味で使うことも可能でしょう。
また、両者はそれなりに有名な言葉であると言えるため、知っている人は多くいるはずです。