割り勘は「2人以上で飲食代金を人数割りにすること。」
「人数割り」と言い換えると分かりやすい。
折半は「2人で何らかのものを半分に分けること」。
「半分」と言い換えると分かりやすい。
「割り勘」は飲食代金について参加者に平等の負担を求めることです。
4人なら4等分と言うことです。
「折半」は飲食代金に限らず一般的に半分ずつの負担をする意味で使われます。
「割り勘」は平等割り負担のこと
「割り勘」は平等割り勘定と言うことです。
大勢の場合は会費制にして一定額をあらかじめ徴収し、後で精算をするのが普通です。
少人数での飲食は会費もありますが、あらかじめ「割り勘」と言うことを言い、全員承知の上で飲食を行います。
2人の場合は「折半」となり、多人数の場合は「割り勘」となります。
それ以外は会費を取るか「誰かのおごり」と言うことになります。
「折半」は半分負担
「折半」はすべてのことについて言えることで、半分の負担と言うことです。
「新会社の資本金は参加会社の折半と決まった」「2人の共同作業で得た利益は折半することで事前に決めていた」「公務員が仕事で民間人と飲食する場合は折半しなければならない」「業界の情報交換でも公務員が飲食代を折半しなければ賄賂と認定される」などと使います。
「割り勘」と「折半」が同じことがある場合
「割り勘」と「折半」が同じことがある場合がたまにあり、友人同士の飲食は、貸し借りがなければ平等の負担をした方が心置きなく飲食を楽しめると言うものです。
その場合、2人であるので「割り勘」であり、同時に「折半」となるのです。
どちらかが負担すると貸し借りが生じ、次回の機会に借りの解消をすることになります。
「割り勘」と「折半」とは
「割り勘」は参加者全員が等しく飲食代を負担することです。
大人数では大変なので事前に会費を集めておき、後で精算する方法が取られます。
2人の場合の「割り勘」は「折半」と同じです。
「折半」は2者が半分ずつの負担を行うことを言います。
資本金や利益、何らかの代金などに行われることです。
お金でもものでもとにかく半分負担と言うことです。