「内角」と「インコース」は「野球のインサイド」という意味です。
英語では「内角」は「an interior angle」「the inside」で表されます。
「数学の内角」という意味の場合「an interior angle」です。
「ピッチャーは内角をねらった」は「The pitcher threw the ball inside. 」です。
英語では「インコース」は「inside corner」で表されます。
「インコース低めに投げる」は「throw a low inside pitch」です。
「インコースぎりぎりのストライク」は「a strike which just catches the inside corner」です。
「インコースを外れた球」は「a ball which misses the inside corner」です。
「内角」の意味
「内角」は、以下のような意味です。
①多角形の隣りあっている二辺が多角形の内部に造る角です。
②野球のインサイドです。
本塁のベースの打者に近い側です。
「近め」と同じ意味です。
「内角」の反対語は「外角」です。
以下のように使います。
内角高めの球 内角高めの球をねらって打て 内角球
☆inside
基本義は「内側に」です。
形容詞の意味は「内側の」「内部の」「屋内の・内勤の」「内々の」「内角の・内側の」です。
「内側座席」は「an inside seat」です.
「インコース」の意味
「インコース」は、和製語です。
英語の「in course」という意味です。
①野球のインサイドです。
本塁のベースの打者に近い側です。
②陸上競技・スピードスケートなどの競技場で内側の走路です。
「インコース」の反対語は「アウトコース」です。
以下のように使います。
インコース低めに投げる インコースぎりぎりをねらう インコースを外れて出っとボールになった
「内角」の漢字
「内」
字義は「いる・いれる」「うち」「うちうち・こっそり」「したしむ」です。
解字では、「冂+入」で構成されます。
「冂」の部分は「家屋の形」を表します。
「入」の部分は「入る」を表します。
これらにより「家に入る」を意味します。
また、「入った中・うち」を意味します。
「角」
字義は「つの」「かど」「すみ」「角笛」「人相の一種」「あげまき・子供の髪型の一つ」「さかずき」「比べる・きそう」「五音の一つ」「星の名前」
「役者」「中国の貨幣の単位」「公文書を数える単位」です。
解字では象形です。
「中が空になっている固い角の形」にかたどって「つの・かど」を意味します。
「内角」と「インコース」は「野球のインサイド」という意味、「インコース」は和製英語です。
「内角」「インコース」「インサイド」「インコーナー」は、類語です。
共通する意味は「野球でホームのプレートの打者に近い側」です。
「内角」も「インコース」も、野球のインサイドです。
本塁のベースの打者に近い側です。
「近め」と同じ意味です。
「インコース」は、和製英語です。
☆和製英語
日本で、英語の単語を組み合わせるなどして作った英語らしく聞える語です。
「ナイター」「オフィスレディ」などです。