知術は「知恵を絞った計略のこと」。
つまり、かなり考え抜かれた計画や策略といった意味で使う言葉になります。
あまりメジャーな言い方ではないです。
術知は「はかりごとを練る知恵のこと」。
何らかの企みを練るときの知恵という意味で使う言葉であり、知術の意味に似ていますが、やや異なっていると評価できると思われます。
「知術」の意味
知術とは、知恵を絞った計略のことです。
知恵を働かせたうえで思いついた計略という意味になります。
こういう言葉を使うことができるシーンはそこそこあるものの、知名度はあまり高くないので、知らない人も多くいるでしょう。
日常生活で見聞きするシーンはあまりないと思われるので、馴染みは感じづらい面があると思われます。
「術知」の意味
術知とは、はかりごとを練る知恵のことです。
意味は知術に似ている部分はありますけど、こちらは知恵そのものに対して使っていく言葉になるので、そういったところは知っておく必要があります。
また、術知という言い方はそんなに有名ではありません。
知術と比べても、マイナーであると言える可能性があると評価できるでしょう。
「知術」と「術知」の用法や用例
「この知術が成功すれば、相手の戦力を大幅に削ることができるかもしれない。
これだけ練りに練った計略だけに、この戦いにおいて絶対に成功させないといけないだろう。」
「術知については、何らかの計略を練るにあたって必要な要素になる。
そういったものが備わっていれば、いろいろなシーンで適切な策を思いつく可能性がある。」
知術と術知は意味はそれなりに近い
知術と術知は表記がまず似ていますが、そのうえで意味もそれなりに近いと思われます。
そこまで大きな違いはありません。
ただ、知術は計略に対して使いますが、術知は知恵に対して使っていくので、そういったところは頭に入れておく必要があるでしょう。
両者は違いと言える箇所は一応存在しているので、理解しておいてほしいです。
