困絶は「この上なく困窮している状況のこと」。
つまり、貧しいと言えるケースで使用する言葉になるでしょう。
そんなに有名な言い方ではないです。
困窮は「貧困などで苦しい状況のこと」。
お金がない、食べるものがないなどの事情を抱えているケースで使う言葉です。
生活が苦しいという意味合いがあるので、そこはポイントになります。
「困絶」の意味
困絶とは、この上なく困窮している状況のことです。
かなり生活が苦しいといった状況で使用する言葉になりますから、使うことができる場面は限定的と言えると思われます。
また、困絶という表現はそこまでメジャーではないので、知名度は低いと言えますし、知っている人が少ないという点は覚えておいた方がいいと思われるのです。
「困窮」の意味
困窮とは、貧困などで苦しい状況のことです。
こちらも生活が苦しいケースで使用する言葉になります。
使用する場面は困絶に似ていますから、そういう部分は理解しておきましょう。
でも、こちらの方が有名な言い方になります。
多くが聞いたことがある表現と言えるので、そこは大きなポイントになると評価できると思われるでしょう。
「困絶」と「困窮」の用法や用例
「世の中には困絶と言えるような人たちが実際にいるだろう。
そういう生活実態というのは、多くの人たちには馴染みがないかもしれないけど、実際にあり得ると言えるわけだ。」
「生活に困窮したときには、自治体などが実施している支援を受けるという手がある。
ただ、そういう選択肢を実際にとる人はそこまで多くないかもしれない。」
困絶と困窮は意味はそれなりに似ている
困絶と困窮については意味は割と似ている状況でしょう。
したがって、明らかな意味の違いを認識することは厳しいと言えると思われます。
ただ、困窮は多くが聞いたことがある表現になるものの、困絶はたいていの人は知らないと言えるでしょうし、知名度は相対的に低いです。
こういった部分において、区別をしていくことができると言えます。
