方正は「行いや心が正しいと言えること」。
こういう意味で使うことができる言葉であり、特に品行方正という表現が有名なので、ここは知っておくといいでしょう。
中正は「どちらにも偏っていない状況であり、正しいと言えること」。
方正の意味とは違っている部分があります。
中正という表現はそんなに有名ではないと言えます。
「方正」の意味
方正とは、行いや心が正しいと言えることです。
こういった意味で使える言葉なので、普段からいろいろなシーンで使用しやすいと言えると思われるのです。
また、品行方正という言い方が特に有名であり、そういう部分は特に知っておく必要があると言えるでしょう。
知名度はそこそこ高いと評価できるので、馴染みを感じやすい面があります。
「中正」の意味
中正とは、どちらにも偏っていない状況であり、正しいと言えることです。
偏りがないという部分は大きなポイントになりますが、こちらも結局は正しいと言えるようなシーンで使っていく言葉になるので、そこはポイントになりますし、方正の意味に似ている部分と言えるでしょう。
でも、相対的に知名度は低いと言えると思われます。
「方正」と「中正」の用法や用例
「品行方正な生き方をするのが理想だと言えるが、どうしてもすべての面においてそうはならないと言える。
常に理想通りに生きることは厳しいのが現実ではないかと思うんだ。」
「中正を心掛けていても、実際はそうならないことが多々あるだろう。
しかし、そういう部分は常に頭の中に入れておいた方がいいと言えるのは確かだと思う。」
方正と中正はやや意味が異なっている
方正と中正は表記は似ている状況ですけど、意味は同じではありません。
したがって、両者はそういったところで違いを実感できる状況です。
ただ、方正はたまに見聞きしますけど、中正はそんなに使われない言葉になるため、使用頻度においてはそれなりに差があります。
だから、ここに関しても区別できるポイントになると評価できます。