お疲れ様ですは「目上の人間が目下の人間に対して使うねぎらいの言葉のこと」。
基本的には会社の上司などが部下に向かって使ったりするような言葉と言えます。
ご苦労様ですは「立場に関係なく使うことができるねがいらいの言葉のこと」。
目上から、目下から関係なく使う言葉とされているので、こちらを使っておけば間違いはないということになります。
「お疲れ様です」の意味
お疲れ様ですというのは、一般的には目上の人間が目下の人間に使うねぎらいの言葉です。
したがって、定義から言えば部下が上司に使ったりするケースは間違いということになります。
ただ、この事実を知っている人があまり多くないため、目下の人間が使ってしまっても実際にトラブルになるようなことはあまり多くないとも言えます。
「ご苦労様です」の意味
ご苦労様ですというのは、目上の人間、目下の人間どちらでも使うことができるねぎらいの言葉で、かなり便利な言葉なので、こちらを使うことが推奨されるでしょう。
意味としてはお疲れ様ですとほぼ変わりませんが、誰でも使うことができるという点において、ご苦労様ですとお疲れ様ですは大きな違いがあるということになるのです。
「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違い
「今日はすごい疲れたよ。
それにしてもお前もお疲れ様だったな。
今日頑張ってくれたお礼に、上司である俺がおごってやるから、一緒に飲みにいかないか。」
「部長、本日はご苦労様です。
長い残業大変でしたね。
僕も参ってしまいましたよ。
多分、家に帰ったらすぐに寝ちゃうと思います。
それくらい今日の仕事は量が多すぎました。」
お疲れ様ですの使い方に気を付けると良い
お疲れ様ですという言葉は目上の人間が使うべきとされているため、目下の人間が使ってしまうとトラブルになることがあります。
現実的にはそういう知識を持っていない人も多いので、いちいちトラブルになる状況はあまり想像できませんが。
しかし、ご苦労様ですを使っておけばどういう状況でも問題ないので、そういう意識でいると良いです。
お疲れ様ですを使うときには、きちんとした知識を持ったうえで、注意して使っていくことが大切なのです。