貧道は「僧が自分をへりくだって表現する意味のこと」。
自分のことを謙遜して言うときに使う言葉ですが、僧が使用する言葉である点はポイントになります。
愚僧は「僧が自分をへりくだって表現する意味のこと」。
意味は貧道と特に変わりません。
でも、愚僧の方が使用頻度は高いと言える可能性があります。
そこは知っておきましょう。
「貧道」の意味
貧道とは、僧が自分をへりくだって表現する意味のことです。
僧が使う言葉になるため、使用する機会はなかなかないと言えるでしょう。
見聞きするケースもそこまで多くない言葉と言えるはずです。
知名度もそんなに高くないので、多くの人は知らない表現になるのではないかと思われます。
馴染みは感じづらい言い方になると言えるのです。
「愚僧」の意味
愚僧とは、僧が自分をへりくだって表現する意味のことです。
意味は貧道と同じです。
したがって、意味で区別をしていくことはできないでしょう。
しかし、使用頻度に関しては差があり、愚僧の方が高いのではないかと思われます。
でも、愚僧に関しても頻繁に見聞きすることはないでしょうし、日常的にはほとんど使用されない可能性が高いです。
「貧道」と「愚僧」の用法や用例
「貧道という言い方はあまり使われないかもしれないが、見聞きする可能性は一応ある。
ただ、僧が使う言葉であるから、この言葉を使用できる人はかなり限られる。」
「愚僧という言い方をする僧もいる。
自分のことを謙遜して表現するようなときに使用する言葉になるだろう。
こういう言い方はそこまでメジャーではないが、中には使う人もいる。」
貧道と愚僧は意味では区別できない
貧道と愚僧に関しては意味はかなり近いです。
したがって、こういう部分では区別はできないでしょう。
ただ、使用頻度としては愚僧の方がやや高いと言える可能性はあります。
ともにそんなにメジャーな言い方ではないですし、どうしても馴染みは感じづらい面があるので、そういうところは特に覚えておいた方がいいと思われるのです。