古典派音楽は「17世紀から18世紀にかけてヨーロッパで確立された音楽のこと」。

「厳格音楽」と言い換えると分かりやすい。

バロックは「バッハまでの古典派音楽以前の音楽のこと」。

「宗教音楽」と言い換えると分かりやすい。

ロマン派音楽は「古典派の次に現れた感情を重視した音楽のこと」。

「情緒音楽」と言い換えると分かりやすい。

「古典派音楽」はクラシック音楽の主流です。

「古典派音楽」は「バロック」と「ロマン派」の中間に位置するもので、ハイドンやモーツァルト、ベートーベンらが代表的な作曲家になります。

18世紀後半から19世紀前半にかけての西洋音楽で、ピアノソナタや交響曲、弦楽四重奏曲など数多くの名曲が誕生しました。

主にオーストリアのウィーンで活躍した人が多いので「ウィーン古典派」と呼ばれています。

「バロック音楽」はバッハまでの音楽です。

「バロック音楽」は「古典派音楽」以前の西洋音楽のことで、18世紀前半から後半に栄えたものになります。

代表的作曲者にはヴィヴァルディ、ヘンデル、バッハがいます。

時代背景は「絶対王政」時代で、当時の美術界での「ゆがんだ醜い」意味の「バロック」が音楽史でも「古典派」などと区別するために使われたものです。

「数字付き低音」により即興的に演奏されていたので「通奏低音の時代」とも呼ばれます。

「ロマン派音楽」は情緒、想像力を重視した音楽です。

「ロマン派音楽」は「古典派音楽」の次に起こったものです。

より感情や情緒などに訴えた音楽に変化しました。

「古典派音楽」からの橋渡しをしたのがウエーバーやシューベルトになります。

主な作曲家はベルリオーズ、リヒャルト・シュトラウス、メンデルスゾーンラの前期ロマン派、ブラームス、ワーグナー、ブルックナー、マーラー、ムソルグスキーなどの後期ロマン派が存在しています。

西洋クラシック音楽は「バロック時代」「古典派」「ロマン派」の順で発展しました。

西洋クラシック音楽は「グレゴリオ聖歌」の宗教音楽、ルネサンスの台頭を経て「バロック音楽」、「古典派音楽」、「ロマン派音楽」と言う流れで発展しました。

一括りにクラシック音楽と言われますが、ジャズ、ポップス、民族音楽などと区別するために使われます。

大きな流れでは厳格な音楽から自由な情緒的な音楽に変化してきたのです。

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