大味は「食べ物の味に関して、細かい風味などが特に感じられないこと」。
ただ、一般的には物事全般において、大胆であるとか、細かい部分が感じられないシーンで使います。
粗削りは「大まかであり、細かいところまでは考慮していないこと」。
大味の意味に結構似ています。
同様のシーンで使用できる言い方になると評価できます。
「大味」の意味
大味とは、食べ物の味に関して、細かい風味などが特に感じられないことです。
食べ物において使うことが多い言葉ですけど、実際はそれ以外でも使用されます。
したがって、幅広くいろいろな場面で使っていくことが可能と言えるのです。
日常生活において、それなりに見聞きする言い方になるので、知っている人が多いと思われます。
「粗削り」の意味
粗削りとは、大まかであり、細かいところまでは考慮していないことです。
意味としては、大味に近いと言えます。
明らかな違いはない状況でしょう。
したがって、こういう部分では区別はしづらいはずです。
使用頻度においても、そんなに大きな差はないと思われるので、ここにおいても区別はしづらいと感じる可能性が高いでしょう。
「大味」と「粗削り」の用法や用例
「この料理は非常に大味な出来栄えとなっている気がする。
ただ、個人的にはこういう状況も割と好きだが。
だから、俺としてはありなんじゃないかと思えてくるんだ。」
「この作品に関しては粗削りな部分はあるにせよ、全体的にはまずまずの出来と言える。
まだまだ経験が浅い状況の割には、優れた完成度と言えると思うんだよね。」
大味と粗削りは意味は結構似ている
大味と粗削りは意味はだいたい同じと言えます。
どちらも細かいところまでは考えられていないといった意味で使用できる表現になります。
また、両者は使用頻度も同じくらいであり、そういう部分においても差はないと評価できるでしょう。
だから、全体的に違いを見出すことは難しいと言えるので、そこは頭に入れておいてほしいです。