荒涼は「荒れ果てている状況であり、寂しく感じられること」。
特定の風景などを見て、そういう風に感じたときに使っていく表現になると言えるのです。
荒漠は「荒れ果てていて、何もない状況のこと」。
特定の光景に関して、荒れ果てている部分、何もない部分が特徴と言えるケースで使っていく表現になると言えると思われるのです。
「荒涼」の意味
荒涼とは、荒れ果てている状況であり、寂しく感じられることです。
荒れ果てていて、何もないような雰囲気である状況で使う言葉になります。
したがって、日常的にはほとんど使う機会はないでしょう。
でも、こういった状況はたまに見られる可能性があります。
実際に使用できる場面はちゃんとあるはずなので、そこは知っておいてほしいです。
「荒漠」の意味
荒漠とは、荒れ果てていて、何もない状況のことです。
寂しいと感じられる可能性もありますし、全体的に荒涼の意味に似ていると言えるのではないかと思われます。
したがって、意味では区別しづらい面があるはずです。
使用頻度に関してもそんなに変わらないと言える可能性があるので、全体的に違いと言える部分はあまりないと評価できます。
「荒涼」と「荒漠」の用法や用例
「世界中にはいろいろな場所があり、中には荒涼に思えるところもあるだろう。
荒れ果てていて、なんとなく寂しい感じがするような地域も存在していると思うんだ。」
「荒漠と言える状況に関しては、まさに何もないところという言い方ができるだろう。
荒れ果てているために、人もあまりいないケースが多いのではないかと思われる。」
荒涼と荒漠は意味はほぼ同じと言える
荒涼と荒漠は意味はそれなりに似ている状況です。
ともに荒れ果てていて、何もない、寂しいと感じるような光景に対して使う言葉になります。
だから、両者は意味では区別しづらい状況と言えるでしょう。
これらの言葉は使用頻度もそんなに変わらないと思われるので、そこに関しても頭に入れておくといいのではないかと思われます。