常民は「普通の人のこと、一般市民のこと」。
あえて常民という言い方をするケースは多くないので、こういう言葉はほとんど使われないと言えるでしょう。
庶民は「世間一般の人たちのこと」。
世の中における普通の人たちという意味で使用することが多い表現になります。
世間における多数派という状況で使っていくことが多いはずです。
「常民」の意味
常民とは、普通の人のこと、一般市民のことです。
いわゆる普通の人を指す言葉なので、いろいろなケースで使っていくことができると思われます。
こういった表現を使うことができるシーンはそれなりに多くあるでしょう。
ただ、実際に常民という言葉を使用する人は多くありません。
基本的にあまり知られていない言葉になるため、見聞きしづらい面があるのです。
「庶民」の意味
庶民とは、世間一般の人たちのことです。
意味としては常民とほぼ同じであると言えるでしょう。
したがって、意味では区別はしづらい状況と評価できます。
でも、使用頻度においては庶民の方が高いです。
だから、ここに関しては違いを見分けるためのポイントになるでしょう。
庶民は誰もが聞いたことがある表現になると言えます。
「常民」と「庶民」の用法や用例
「常民の考えは多数派と言えるかもしれないが、常に少数派の考えもある。
そういう人たちの意見を考慮していくことも必要と言えるんじゃないかと思うんだ。」
「庶民の生活がやっぱり俺には合っている気がする。
お金持ちの人たちの生活にあこがれる瞬間もあるけど、やっぱり今までの慣れた暮らしを続けるのがいい気がするんだ。」
常民と庶民は意味はそれなりに似ている
常民と庶民に関しては意味は割と似ている状況と言えるでしょう。
どちらも普通の人たちという意味で使うことができる表現になります。
したがって、意味では区別しづらい面があると評価できるのです。
ただ、両者は使用頻度において明らかな差があります。
庶民はかなり有名な言い方になりますけど、常民はあまり知られていない言い方になります。